
宮城県内のサウナを巡る「MIYAGIととのいびより」。今回は東北放送アナウンサーとして活躍する公式アンバサダー・佐藤朱さんとともに日帰りのサウナ旅へ。
次に訪れたのは、宮城県仙台市太白区西多賀のベガロポリス仙台南内にある「ゆ~とぴあ仙台南」。敷地内に新設された貸切バレルサウナは、街中にいながらプライベート空間を楽しめる注目のスポットだ。大小さまざまなバレルサウナが並ぶ中で、今回は大きめのAサウナを体験した。
樽型空間が生む、濃密な熱

バレルサウナの扉を開けると、ふわっと木の香りが広がる。室温は85~90℃、湿度は70%。大きめのバレルサウナは二重扉の構造で熱が逃げにくく、温度の安定感も頼もしい。
アロマは約10種類の中から1種類を選べる。今回は朱さんがハニーロイヤルのアロマをセレクト。ロウリュをすると蒸気が一気に広がり、体の芯までじんわり温まる。「甘くてやさしい香りで、気持ちがほぐれます」とロウリュを楽しむ朱さん。ドーム状の天井のおかげで、蒸気がすぐに降りてくるのもバレルサウナならでは。
室内は両側に座面があり、腰をおろすとお互いに向かい合う形になる。「向かい合って座ると、おしゃべりも弾みますね」と朱さん。サウナコミュニケーションが自然と生まれる空間だ。
井戸水がつくる、優しい冷たさ

サウナでしっかり温まった後は、ドラム缶水風呂へ。サウナを出て一歩で水風呂に到着する導線の良さが嬉しい。井戸水を使用しており、取材時の水温は12℃前後。季節によって水温が変動し、希望者には水風呂用の氷も提供されるとのことだ。
手足を広げて浸かると、冷たさの奥に井戸水特有の柔らかさがあり、肌あたりがどこか優しい。サウナの熱を受け止めた体が、井戸水の冷たさで心地よく引き締まっていく。
街中とは思えない、開放的な外気浴

「本当に街中なのかと思うくらい開放的ですね」と朱さんも驚く外気浴スペースは、青空と木々が視界いっぱいに広がる。木々のさざめきが心地よく、街の喧騒がふっと遠のく静けさがある。サウナから水風呂、外気浴スペースまで数歩で移動でき、この空間の解放感をじっくり味わえるのも嬉しい。冬はテント内での外気浴もおすすめ。ストーブが設置されており、風を遮りながらゆったりと休憩でき、冬ならではのととのいを味わえる。

外気浴の後は、サウナ上がりの火照った体に染みわたる、朱さんお気に入りのオリジナルドリンク「ロコピカーナ(モンスターマンゴーロコ+トロピカーナ)」でひと息。「サウナの後はこれがたまらないんですよ!ぜひ試してほしいです」と朱さん。果実感と微炭酸がクセになる味わいだ。
「空間」へのこだわりが生む特別感

代表の及川さんが語る、ゆ~とぴあ仙台南の魅力は「空間」にある。
「他のサウナとは衝立や植栽で区切っていて、プライベート空間をしっかり楽しめるようにしています。施設内の浴場にあるサウナとはまた違った体験を味わってほしいです」と話す。
バレルサウナの目の前には桜の木があり、4月にはお花見をしながらサウナを楽しめるという。年齢制限もなく、子どもから大人まで幅広い世代が利用できるのも特徴だ。
「一人で贅沢に使うのも良いし、家族で来てもぴったりですね」と朱さん。利用する人それぞれが、心地よく過ごせるゆとりの空間が広がっている。
気軽に楽しむ、街中の貸切サウナ

仙台駅から車で約20分。思い立ったときにふらっと行ける距離感が嬉しい。バレルサウナを予約するとガウンやタオル類を無料でレンタルできるため、気軽に立ち寄ることができる。
「サウナの熱さも水風呂の冷たさも程よく、サウナ初心者の方も試しやすいと思います」と朱さん。
夜にライトアップされるバレルサウナの幻想的な雰囲気は、SNS映えすること間違いなし。街中にいながら、自分たちのペースで楽しめるプライベートサウナとして、ゆ~とぴあ仙台南は新しい魅力を放っている。



